在宅高齢者の家をお得にリフォーム!介護保険を使ってみよう!

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在宅介護に役立つ情報

年齢を重ねるにつれて長く住んでる家が住みづらくなっていませんか?20代~40代で購入した自宅(一軒家・マンション)大切ですよね?しかし、定年を迎え高齢者と呼ばれる65歳以上になった時、住み始めた時は気にもしなかった段差や廊下・階段の手すりなど年齢を重ねると躓(つまず)いたり、怪我の危険性があることに気が付いてくると思います。怪我をしてしまうと寝たきりになってしまう危険もありますし、なにより一番安心できるはずの自宅にも危険があるなんて嫌ですよね?そんな時に自宅で安全な日常生活が営めるようには、怪我の原因になるかもしれない段差をなくしたり、手すりを取り付けたり、リフォームしないといけません。そこで少しでもお得にリフォームができるように介護保険を使いましょう!介護保険を使ったリフォームであればリフォーム費を1割(一定以上所得者は2割または3割)で、行うことが出来ます。しかし、原則1人1回・20万円までしか対象にならないなど決まりがありますのでよく考えてリフォームしましょう。ここでは、介護保険を活用したリフォーム方法とその流れや手続きについてお話したいと思います。めざせ!リフォーム費用9割削減!


自宅が一番安全でしょ?リフォームなんて必要ないでしょ?

自宅は一番安心できる場所、外出先より自分の家にいれば事故の危険性なんてないんじゃないの?と思われる方が多くいらっしゃると思います。実は、事故や怪我の7割以上が自分の家で起こっているんです。
事故発生率 棒グラフ

(出典:独立行政法人国民生活センター「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-」より)

特に、65歳以上の高齢者の方は約8割家の中で起こった事故により、怪我をしています。なので、家にいれば怪我をしないということはなく、実は一番、気を付けなければいけないのです。

自宅で一番どこが危険なのか?

「え?安全だと思っていた自宅が危険なんて。。。じゃあどこに危険が潜んでいるの?」と思う方がいらっしゃると思いますので、どこが危険なのかを知って事前に対策しておきましょう。
事故発生率(屋内) 棒グラフ

(出典:独立行政法人国民生活センター「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-」より)

上のグラフを見てもらうと1位が居室、2位が台所、3位が階段になります。自分の家で、一番落ち着ける居室が一番危ないなんてホントに怖いですね。(^^;)
さらに、事故の中でもどんな内容の死亡事故が多いのかを知っていくことで具体的な対策を練ることが出来ます。いきなり、死亡事故と記載するとすごい物騒ですけど、実情を知っているのと知らないのでは、具体的な対策が練れないのでしっかり確認しておきましょう。
65歳以上の自宅での不慮の事故

(出典:厚生労働省「第18表 家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数・構成割合」より)

これは、何も大豪邸や特別な家でのみ起きているわけではないのです。台所で料理を作っていたり、歩いてトイレやお風呂に向かっていたり、階段の上り下りと、日常生活を送っている中で皆さん事故の被害にあっています。


介護保険が使えるリフォームは?

介護保険の適用になるリフォームは大きく分けて手すり・段差・床・扉・トイレ・その他の6項目になります。

手すり

廊下、トイレ、浴室、玄関、等での転倒防止、移動または移乗動作を手助けすることを目的として設置します。手すりの仕様や形の指定はないので、自分に合ったものを選びましょう。
ましょう。

段差

転倒の危険がある部屋と部屋との間の段差を解消したり、玄関から道路までの段差を解消する。スロープの設置、敷居を低くすることなどが主なリフォームになります。リフォームの支給対象にならないものもありますので注意して下さい。(例外:昇降機やリフト、浴室の床を底上げする浴室内すのこは福祉用具購入の支給対象になり、リフォームの支給対象にはなりません。)

転倒の原因は床材が滑りやすいものの場合もあります。床を滑りにくいものに変更することで事故を未然に防ぐことができます。溝を付けるなどの滑り防止のための床材の表面加工や階段に滑り止めを付けることも支給対象になります。滑り止め出すぎている場合は逆に事故の原因になるので注意してくださいね。

開き戸を引き戸に替える等、扉の取り替えだけでなくドアノブの交換も含みます。扉そのものの交換はないが、右開き戸を左開き戸に変更する場合なども対象となります。また、今の引き戸が重く開閉が困難な場合は支給対象になります。引き戸が古くなったため新しいものに交換したいという場合は対象になりません。あくまで自宅での生活が困難な人の為のリフォーム(改修)なのでただデザインが気に入らないなどは対象にはならないので注意してください。

トイレ

和式トイレから洋式トイレに交換、暖房便座や洗浄機洋式便器等への便器の取り替え機能がついた洋式トイレへの交換が対象になります。また、洋式トイレのかさ上げや便座の高さの高い洋式トイレの交換なども支給対象になります。

その他

手すり取り付けのための下地工事など、リフォーム工事に伴う工事が対象です。こちらは、ご自宅の状況によって多少内容が異なりますが、基本的に上記の「手すり・段差・床・扉・トイレ」に関わる工事で仕方なくリフォームが必要な部分も対象になります。

介護保険を使ったリフォームの申請方法や流れは?

具体的な介護保険を使ったリフォームの改修工事費用を申請する流れは以下の通りです。
介護保険 リフォーム 手順


このように手順を踏めば、リフォーム費を1割(一定以上所得者は2割または3割)で、行うことが出来ます。しかし、上限金額は20万円(実質18万円まで支給されます。)になります。20万円を超えた金額についてはすべて自費で支払うことになりますので、注意が必要です。原則1人1回まで介護保険でリフォーム費をまかなうことができますが、引っ越ししたときや介護度がいきなり上昇してリフォームがやむを得ない状況になった場合は再度、使うこともできます。

リフォームとメンテナンスの重要性

家にいる時間は増えるのに、年齢を重ねるごとに危険になっていく自分の家が安心できないなんて、嫌ですよね?
快適な居住環境を継続的に続けていくためにも、その都度リフォームやメンテナンスを行わなければ快適に暮らすことは難しくなります。そこで必要なのが、適切な長期修繕計画を作成することで、建物の維持・保全を「計画的・効率的かつ経済的」に実施することが可能となります。そのためには、「建物や設備の適切な危険・劣化状況の把握」と、それに応じた「改修、修繕周期・予算の設定」が必要であります。でも、「計画を練るにも専門家じゃないからわからないよ!」と思う方が多いと思いますので、ホームページから簡単にお問い合わせが出来る2社(イエコマ【レフトハウジング】)をご紹介します。こちらの二つに共通しているのが、①簡単に見積もりを出すことが出来る。②どちらも地域最安値を掲げているので金額が安価になる可能性が高い。③家の修繕全般ができる家の施工プロが伺うので、安全・確実です。介護保険を使ってリフォームをする際に、上限金額20万円以内という制限がありますので、まずは専門家に一度お話して見積もりを取って金額を比較しつつ、今後のリフォームの計画を練ってみてはいかがでしょうか。(介護ヒーロー!在宅ケアマンより)

 

コメント

  1. […] 費の支給などが受けられる。 介護保険制度を住宅改修についてはこちらで詳しく解説してますのでご覧ください。→「在宅高齢者の家をお得にリフォーム!介護保険を使ってみよう!」 […]

  2. […] 難聴の方も安心して生活ができます。介護保険で家をリフォームする方法もありますので詳しくはこちらをご覧ください☛在宅高齢者の家をお得にリフォーム!介護保険を使ってみよう! […]

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