旅行に行きたい!在宅介護している人でも旅行に行く3つの方法

旅行に行きたい!在宅介護している人でも旅行に行く3つの方法 在宅介護に役立つ情報
在宅介護に役立つ情報

毎日の生活の中でふとした時、どこか遠くに旅行にいきたいなって思ったことありませんか。
きれいな景色やおいしいごはん、観光名所や穴場スポット行きたい場所はたくさんありますよね。旅行は心をリフレッシュしたり、明日への活力になります。

しかし、在宅介護に日々追われていると旅行になんて行くことができないですよね。毎日、朝起きてから着替えの介助に始まり、食事・おむつ交換・入浴などなど。介護は分刻みのスケジュール動かないといけないから大変です。

そんな多忙な中、「旅行なんて行けるか!」って思い、出かけることを諦めていませんか。でも、実は在宅介護をしていても旅行に行く方法はあります!

今回は旅行に行きたいけど、在宅介護をしていて旅行に行けない人でも旅行に行けるようになる3つの方法をお教えします。


介護していると旅行にいけないの?

介護していると旅行にいけないの?
結論から言うと、在宅で介護していても旅行に行くことはできます。
在宅介護は大変です。なぜ大変なのかというと、自分の休む時間もないぐらい分刻みの過密スケジュールだからです。
介護は朝から晩までだけではなく、寝てる深夜まで付きまといます。そんな中では、旅行はおろか、気軽に外に出ることもできません。

しかし、その大変さに自分を押し殺して介護を続けていると、いつか限界がきて倒れてしまいますよ。

介護疲れの限界が近い方の特徴としては、「毎日に刺激がないから退屈」「毎日介護に追われていて疲れ切っている」「自分のしたいことも満足にできないからストレスが溜まっている」などあります。こんな方は、リフレッシュできる旅行をおすすめします。

旅行に行くべき人の特徴

  1. 毎日に刺激がない。
  2. 体が疲れている。
  3. ストレスが解消できていない。

 

在宅介護をしていると毎日が同じ繰り返し、刺激がなく最近楽しくないなと思ったり、介護しなければいけない環境に立たされると心身ともに疲れ切ってしまうことがあると思います。
そんな時には、旅行でかけて広い場所でのびのびとして色んなものを見たり、実際に体験したり、旅館で何もせずゴロゴロするのもいいかもしれないですね。

では、具体的に旅行に行くためには、どうしたらいいのか。3つの方法についてお話したいと思います。

在宅介護をしていても旅行に行く3つの方法

在宅介護なんてしていたら旅行なんて行けないよ。旅行に行くなんて親不孝者だ。なんて思っている方もいらっしゃると思います。

でも、自分自身が精神的に落ち込んでしまったり、体が疲れきっていて体調を崩してしまったら誰がご家族を介護するのでしょうか。限界に達してしまってからでは遅いんです。介護疲れで倒れる前に、あなた自身のケアが必要になのです。

在宅介護をしていても旅行に行く方法は、大きく分けて3つあります。それは、「一緒に行く」「家族を頼る」「介護サービスを使う」の3つです。では、次は個別にこの3つの方法についてご説明します。

介護旅行ツアーで一緒に旅行に行く

介護旅行ツアーで一緒に旅行に行く
「家を空けて、旅行になんていったら心配で旅行なんて楽しめない」「家にいない間に体調が急変したらどうしよう」と不安な気持ちいっぱいで旅行に行くことを諦めている方は多いと思います。そんな方にはおすすめしたいのが、「介護付き旅行」です。

この「介護付き旅行」別名「介護旅行」と言われています。

具体的な内容ですが、あなたと介護を受けるご家族と一緒に介護の専門スタッフが付き添うという内容になります。これは、老々介護やおばあちゃんおじいちゃんと一緒に旅行に行きたい方にもおすすめです。

例えば、旅行に行きたいけど、高齢になった二人だけだと旅先で力のいる車椅子を移動させることや医療的なケアが必要になった場合、対応することが難しい。だから、旅行に行きたいけど行けない。

一緒にいれば、何かあっても自分が対応できるし、専門スタッフが一緒にいるのでなにか困ったことがあっても専門スタッフにお願いすれば、移動介護はもちろん、医療的なケア(インスリン注射・経管栄養・吸引呼吸器・ストーマ・バルーン管理等)であっても対応が可能です。

介護旅行のサービスがある旅行会社

  1. H.I.S
  2. クラブツーリズム
  3. あ・える倶楽部

 

H.I.S.のユニバーサルツーリズムデスクでは、看護師が同行する日帰り介護旅行を行なっております。リフト付き介護車両に 看護師資格を持つスタッフが同乗するので、宿泊の旅行や日帰り旅行のサポートしてくれます。

自分一人で旅行に行けないのならいっそのこと一緒に連れて行ってしまえば、見えないところで体調が急変したらどうしようとかありませんから安心ですよね。さらに、専門スタッフが付き添ってくれるので何かトラブルがあっても対応できるので、とても安心して旅行を楽しめますよ。

でも、私が行きたいところには一緒に連れていけない。また、重度の要介護度で医師の診断で旅行に行くことを禁止されている方、一人で旅行したいと思う方は次の「親族に代わりに見てもらう」「介護サービスを利用する」参考にしてください。

介護旅行ツアーに行った人の口コミ

介護旅行に行くとしてもどんな感じなのか実際に行った方の評判・口コミって気になりますね。ここでは、一部ですが、実際に行った方の評判・口コミを載せておきますので参考にしていただければと思います。
※以下の評判・口コミは、個人の感想ですのでご了承下さい。

介護旅行ツアーに行った人の評判・口コミ(Aさん)
評判 Aさん
私は兵庫県に住んでいる50代の主婦です。
私は介護旅行会社に依頼して母が大好きだった、ディズニーランドに二泊三日で旅行に行きました。
昔から母は、ディズニーランドが好きで、学生の頃から毎年1回はご褒美ということで一緒に行っていました。しかし、70歳の頃に体調が悪くなり自立歩行も満足にできなくなり、ずっと寝たきりでした。10年間母は、「もうあの頃のようにディズニーランドには行けないのかしら…。」と独り言のようにボヤくようになりました。私も連れて行ってあげたいけれど、「私一人では母を介護しながらディズニーランドなんて…。体調が、もし急変したらどうしよう…。」と思い母には謝りながら10年間過ごしていました。そんな中、介護旅行の会社があることを知り、今年で80歳になる母に「ディズニーランドにまた行けるよ!」と言ったら母はボロボロ涙を流しながら喜んでいました。私も、一緒に喜んで泣いていました。母の体調の事もあり、諦めていましたが、10年越しのディズニーの旅が実現しました。介護旅行をして本当によかったです。
介護旅行ツアーに行った人の評判・口コミ(Bさん)
評判 Bさん
私は、仙台から東京へ上京した35歳のOLです。
ようやく結婚が決まり、父や母に報告と紹介を兼ねて仙台に戻ったときのことです。
久しぶりに父や母・兄弟に合うのと結婚相手を紹介するという事にとても緊張していました。
そんな緊張も吹き飛ばすほどショックな出来事がありました。それは、歩くことができなくなって鼻に管が入っていた父の姿でした。せっかく、結婚相手が決まって父にも出席してほしいと思っていましたが、医療的ケアがないと外出することは難しい状況ということを母から言われてしまい、悩んでいました。そんな時、介護旅行の話を知人から聞いて医療的ケアも可能と知り、「父に私の結婚式に出席してもらいたい」と相談したところ「専門のスタッフが同行することで出席できますよ」と暖かい言葉を言ってもらい、式当日父を式場まで連れてきてくれました。
無理だと思われた父が来てくれたが、とても嬉しくてずっと泣いてました。私にとっては一生忘れられない思い出です。

親族に代わりに看てもらう

介護はあなただけの問題ではありません。時には親族に頼ることも、大切です。
そもそも、介護はみんなで一体的になって行うものです。家族のなかで誰が介護を担当するなどは一人だけに面倒ごとを押し付けているだけです。
そうなってしまうと一人にだけ負荷がかかり、その方が介護疲れで倒れて介護ができなくなった場合、たちどころに困難な状態になってしまいます。そうなった場合、次に負担がかかるのは、今まで介護を別の人に押し付けていたや関わることを避けてきた方になります。

誰か一人に負担が行くことは介護ができなくなると考えた方がいいでしょう。そこで、気持ちのリフレッシュのためにメインで介護している方が休める環境づくりをみんなでしていかないといけません。

また、自分が親族に頼らないといけない立場の人は、早め早めに助けを求めましょう。その時に重要なのが、「相談」「役割分担」「話にならない人は無視する」ことです。

親族に助けを求めるときに重要なこと

  1. 親族全員で話し合い相談する。
  2. それぞれができることを役割分担して協力してもらう。
  3. 価値観を押しつける親族の話は無視する。

 

まとめ役になる介護のリーダーは必要ですが、一人だけが介護をすることは介護が必要としている家族も周りの親族も巻き込んで悪循環に陥ってしまいます。つまり、家族一人ひとりが自分も介護をする、協力して支えていかなければいけないんだという考え方をしていかないといけません。

個人的には、親族に代わりに看てもらうことは、費用も掛からず親族が看てくれているという安心感があるため、一番おすすめです。

しかし、頼ることができる親族がいない、また助けを求めているが全然動いてくれない。そうなった場合は、「介護サービスを利用する」ことを考えてください。

介護サービスを利用する

介護サービスを利用することで、旅行期間中は介護のプロに家族を看てもらうことができます。旅行に行く際に、使える介護サービスはいくつかあります。その中で安心して旅行に行くことができる介護サービスは「24時間デイサービス」「ショートスティ」があります。

24時間デイサービス

24時間デイサービスは、その名の通り、24時間・365日体制でデイサービスと夜間ケアを行う介護サービスになります。土・日・祝日はもちろん長期休みのゴールデンウィーク・お盆・年末年始も活用できます。24時間・365日体制のため、中・長期で滞在することも可能です。
一般的には、特養老人ホーム、老人保健施設、グループホームなどの入居待ちの方や、病院から退院後の滞在先をお探しの方など、限定的でも期限未定の方でも使えるサービスになります。

ショートスティ

ショートスティは、老人ホームに一時的に預けられる介護サービスです。
在宅介護を続けていると、どうしても家を数日間空けなければならない予定(遠方の葬儀・結婚式・仕事の出張)や介護者が体調を崩した・介護者の休息や息抜きなど、一時的に在宅介護ができない場合に活用できるサービスです。
また、1ヶ月につき連続して最長30日まで、預けることができますので長期の旅行も可能になりますので安心ですね。

旅行費用を安くするためには

旅行費用を安くするためには
「介護付き旅行」は宿もセットになっていることが多いですが、「親族に代わりに看てもらう」や「介護サービスを利用する」方は要介護者を預ける準備が整ったら、今度は旅行の内容を考えましょう。その旅の内容を豪華な旅・上質な旅にしたいのであれば、費用を下げれるところで下げることが大切です。

旅行に行く時に費用を下げれるポイントは交通費と宿泊先の2つです。

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まとめ

皆さん行きたい場所はありますか?北海道で海の幸を満喫するもよし。沖縄で海を満喫するもよし。古都の京都で神社や歴史的な建物を巡るのもいいですね。
旅行は心をリフレッシュさせるため、精神的・身体的にとても効果的です。いつも介護を頑張っているのに好きなことができないなんて、あまりにも理不尽です。介護があるから好きなことができない・好きなことは諦めて介護だけやっとけみたいな風潮は私は間違っていると思います。

在宅介護で頑張っている方にこそ、癒しの時間・自由な時間を世の中が制度として使ってもらえるように万全な体制をしておかないと、今後の2025年問題やそれ以降の高齢化率上昇に耐えられなくなります。

それこそ、介護は苦しみしかなくなってしまいます。そんなことは無いように、日本が変わって在宅介護がしやすい世の中になればいいなと思います。

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