横浜市地域ケアプラザとは、横浜市独自のシステムで作られた施設になります。日本全国でもこのシステムで運営している施設は、横浜市だけになります。横浜市地域ケアプラザとは?何をしている施設なのか。どんな時に使えるのかなど、現役介護職員がわかりやすく説明していきます。
横浜市地域ケアプラザとは?
横浜市地域ケアプラザとは中学校区(日常生活圏=歩いて行ける場所)に1つあり、横浜市独自の機能を持った施設になります。
平成30年5月現在、市内に138か所ある地域ケアプラザでは、高齢者、子ども、障害のある人など誰もが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点としてさまざまな取組を行っている横浜市独自の施設です。
横浜市 健康福祉局地域支援課「地域ケアプラザ紹介」から抜粋
地域ケアプラザは子どもからお年寄りまで使うことができる地域に密着している福祉保健の相談窓口になります。
何をしている施設なの?
横浜市地域ケアプラザは、福祉・保健の窓口として地域に根付いた施設になります。じゃあ具体的に地域ケアプラザが何をしているかというと福祉・保健の行事(地域交流の料理教室や体操教室など)や催しの開催(フリーマーケットや餅つきや健康講座など)貸館と呼ばれる施設内の部屋を貸し出したり、ボランティア活動の相談から介護の相談や日帰りで高齢者の見守りや入浴・介護予防のレクリエーションなどを行っている※₁デイサービスを行っていたりと施設の機能は幅広く行っています。
※₁すべての地域ケアプラザがデイサービスを行っているわけではありません。平成20年頃以降にできた施設はデイサービスは併設されてません。
横浜市地域ケアプラザは、地域の皆さんの福祉・保健の活動や交流の場ですが、具体的には以下の機能があります。
地域活動交流
子育て世代はもちろん、様々な世代の地域住民と一緒に福祉のまちづくりを行います。
地域包括支援センター
身近な相談窓口として福祉・介護保険・医療に関する様々なご相談をお受けします。
生活支援体制整備事業
高齢者の生活支援・介護予防の体制整備を地域の方と共に行います。
居宅介護支援(ケアマネージャー)
介護保険の認定を受けた方が住み慣れた地域で自分らしく過ごせるように支援します。
通所介護(デイサービス)
介護保険の認定を受けた方が住み慣れた地域で自分らしく過ごせるように支援します。
地域包括支援センターで把握した地域の課題を地域活動交流が連携し、地域に働きかけ地域全体で取り組んでいく問題に取り組んでいくといった機能があります。(横浜市だけ、地域包括支援センターと地域活動交流が同じ施設内に機能として備わっている。)
どんな時に使えるの?
では、具体的にはどんな時に使えるのか。それは、実はいつでも相談ができます。福祉・保健・医療で何か困っていることがあったら気軽に相談ができます。地域ケアプラザの事業の幅は多岐に渡っており、子育て世代から障がい・高齢まで各世代や地域のニーズにあった行事や催しを行っています。地域交流のカフェや子育て世代を対象としたレクリエーションはもちろん、障がい児を対象とした外出企画や地域のお父さんたち向けにコミュニケーションの場を作ったり、どんな世代でも対象としています。福祉・保健でお困りのことがあったらまずは地域ケアプラザへお電話してみましょう。1人で悩まないでまずは誰かに相談しましょう。
(横浜市地域ケアプラザは9時~21時15分まで開館(休館日を除く)しています。)
横浜市地域ケアプラザ一覧(平成30年5月現在)
横浜市地域ケアプラザは平成30年5月現在138施設あります。
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コメント
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